2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)

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オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション » OS-30 AIによるスマートマニュファクチャリングとシステム健全性管理

[4F3-OS-30c] AIによるスマートマニュファクチャリングとシステム健全性管理

2025年5月30日(金) 14:00 〜 15:40 F会場 (会議室1001)

オーガナイザ:矢入 健久(東大先端研),堤 誠司(JAXA),今村 誠(東海大学),植野 研(東芝)

15:20 〜 15:40

[4F3-OS-30c-05] 人工衛星におけるオンボード異常識別手法の検討

〇勝部 駿1、佐原 宏典1 (1. 東京都立大学)

キーワード:異常検知、オンボード、人工衛星健全性予測及び管理、人工衛星

人工衛星にはFault Detection, Isolation and Recovery (FDIR) システムが運用安定化のために搭載されており、現在のFDIRシステムはテレメトリデータ毎に閾値を設定する原始的な手法により構築されている。しかし、数百~数千個のテレメトリデータに対して適切な閾値を設計するためには多くの専門知識と人手を必要とするため、従来のFDIRシステムには運用上の限界が存在する。そこで本研究では、データ駆動型FDIRシステムの構築を目指し、新たなデータ駆動型異常識別手法を検討する。提案手法は異常を検知するだけでなく、検知された異常の種類と発生箇所の識別をオンボード実装可能な計算量で実現する。また、提案手法をダミー電圧データに適用した結果を報告し、その異常検知及び識別能力について議論する。

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