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[4N3-GS-7-05] 撮像環境が統一できない異常検知タスクに関する一考察
キーワード:コンピュータビジョン、異常検知、データセット
画像の異常検知タスクにおいては,MVTecADやVisAといったベンチマークデータが広く用いられている.これらのデータセットは製造業でのベンチマークデータセットであり,撮像環境が統一されている.一方,社会インフラや屋外構造物での異常検知においては撮像環境が統一できないことが通常である.本研究では,多様な撮像環境を含む屋外のコンクリートブロックのデータセット(Goganデータセット)を提案する.その上でMVTecADデータセットとGoganデータセットに対して,既存の異常検知手法を同じ条件で適用し,データセットによる異常検知性能を比較した.実験結果に基づき,撮像環境が統一できない条件での異常検知に向けた課題について考察を行った.
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