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△ [13p-2F-16] 乳酸・グリコール酸共重合体のフェムト秒レーザーアブレーション:生分解性変化の照射波長依存性
キーワード:レーザープロセシング、ポリマー、フェムト秒レーザ
高い生体適合性を持つ生分解性ポリマーである乳酸・グリコール酸共重合体(PLGA)は組織再生足場材料への応用が期待されている。組織再生足場材料は組織形成を支援し、組織再生に伴い分解することが望ましい。そのため、分解速度を制御する技術が希求されている。我々は異なる波長のフェムト秒レーザーをPLGAに照射し、分解速度変化を質量残存率の経時変化より評価した。結果より、照射波長による生分解性の制御可能性が示唆された。