[13p-2V-1~11] 12.5 有機太陽電池

[13p-2V-7] ペロブスカイト型太陽電池の微細組織観察

〇友澤 方成¹、柴森 孝弘¹、宮本 隆志¹、坂口 晃一¹、二村 実¹、阿波連 知子²、若宮 淳志² (1.東レリサーチセンター、2.京大化研)

キーワード：鉛ハライドペロブスカイト、太陽電池、微細組織

本研究では、鉛ハライド型のペロブスカイト化合物を用いた太陽電池の微細組織を、STEM/EDX、GCIB-TOF-SIMSおよびD-SIMSを用いて調べた。試料は塊状ペロブスカイト相/メソポーラスTiO₂とペロブスカイトの混合層/コンパクトTiO₂層/FTO基板という構成になっていることが確認された。また、メソポーラスTiO₂層中では、充填されたペロブスカイト化合物の深さ方向の組成変動が少なく、CH₃NH₃は最表面ほど濃度が高いことが確認された。