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[13p-4A-1] テラヘルツ時間領域分光によるPb1-ySr2Y1-xCaxCu2+yO7+δ超伝導ゆらぎ観測
キーワード:超伝導、超伝導ゆらぎ、テラヘルツ時間領域分光
Pb1-ySr2Y1-xCaxCu2+yO7+δ(Pb1212)は異方性が低く、超伝導転移温度が液体窒素温度を超える超伝導体であることから、超伝導線材などの応用が期待される物質である。Pb1212は単結晶化が困難な物質であることから、超伝導特性に関して不明な点が多かったが、本研究室において世界で初めて単結晶薄膜の育成に成功し、その超伝導特性が明らかになりつつある。本研究では、テラヘルツ時間領域分光法を用いたPb1212超伝導特性の測定結果、特に超伝導ゆらぎの評価結果について報告する。