2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.9 光物性・発光デバイス

[13p-PA6-1~17] 13.9 光物性・発光デバイス

2015年9月13日(日) 16:00 〜 18:00 PA6 (イベントホール)

16:00 〜 18:00

[13p-PA6-5] 励起共鳴状態の発現に向けたπ共役系リガンド–ZnSe/CdSeナノ粒子複合体の創製

〇(M1)矢幅 拓真1、改田 茂1、越水 正典1、藤本 裕1、浅井 圭介1 (1.東北大工)

キーワード:励起共鳴、ナノ粒子、励起子

有機–無機複合体において,ワニエ励起子とフレンケル励起子の波動関数の足し合わせで記述可能な新たな励起子が発現しうると考えられている.本研究の目的は,当該励起子を発現させることである.そのためには,無機部分と有機部分のエネルギー準位が等しく,両者に強い相互作用があることが求められる.本講演では,無機材料にZnSe/CdSeコアシェルナノ粒子を,有機材料にπ共役系リガンドを用いて,当該励起子の発現を企画した結果について報告する.