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[13p-PB4-5] 帯電差によるLiTaO3上タンパク質吸着パターンの観察
キーワード:タンパク質、パターニング、LiTaO3
強誘電体でマイクロスケールの分極パターンを有するタンタル酸リチウム(LiTaO3)基板上に、等電点の異なるタンパク質(フェリチンとアビジン)を吸着させた。溶液中でフェリチンは負に、アビジンは正にそれぞれ帯電しており、LiTaO3基板上では反転した吸着パターンが得られたことから、それぞれ異なるドメインに吸着したと考えられる。よってLiTaO3基板上におけるタンパク質の等電点の差を用いたパターニングが可能であると示唆される。