2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[13p-PB4-1~10] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2015年9月13日(日) 16:00 〜 18:00 PB4 (白鳥ホール)

16:00 〜 18:00

[13p-PB4-5] 帯電差によるLiTaO3上タンパク質吸着パターンの観察

〇磯部 亜紀子1、仲山 智明1、荻野 俊郎1,2 (1.横国大院工、2.CREST/JST)

キーワード:タンパク質、パターニング、LiTaO3

強誘電体でマイクロスケールの分極パターンを有するタンタル酸リチウム(LiTaO3)基板上に、等電点の異なるタンパク質(フェリチンとアビジン)を吸着させた。溶液中でフェリチンは負に、アビジンは正にそれぞれ帯電しており、LiTaO3基板上では反転した吸着パターンが得られたことから、それぞれ異なるドメインに吸着したと考えられる。よってLiTaO3基板上におけるタンパク質の等電点の差を用いたパターニングが可能であると示唆される。