2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[13p-PB5-1~9] 12.7 医用工学・バイオチップ

2015年9月13日(日) 16:00 〜 18:00 PB5 (白鳥ホール)

16:00 〜 18:00

[13p-PB5-5] アデノシン三リン酸(ATP)水溶液におけるレイリー型SAW溝流路液相センサーの動作特性

〇小川 健吾1,3、山田 真也1、菅原 智明2、岩佐 達郎3、夛田 芳広3、福田 永3 (1.ファインクリスタル、2.道工技センター、3.室蘭工大)

キーワード:表面弾性波、バイオセンサー

表面弾性波(Surface acoustic wave:SAW)は,圧電体材料の表面をエネルギーが集中した状態で伝播する波である。本発表では,SAWモードの一つであるレイリー波の液体への縦波放射を利用した溝流路液相系センサーを作製し,生体内のエネルギー代謝・合成の重要な役割をしているATPの水溶液濃度を変え,波の伝達時間を表す位相をネットワークアナライザーで測定した結果について報告する。