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[13p-PB9-30] 回転斜め蒸着で形成したCuPcナノ柱状構造
キーワード:有機薄膜太陽電池
無機太陽電池に比べ安価に製造できる有機薄膜太陽電池は、軽量且つフレキシブルという特長を有しているため、近年、自然エネルギー利用の観点から注目を集めている。実用化に向けた最大の課題は変換効率の向上であり、拡散長が10nm程度である励起子を高効率で分離するための構造がいくつか提案されている。本研究では、真空蒸着プロセスにおけるシャドウイング効果を利用することで、カラム/キャニオン構造の形成を試みた。