2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

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[14a-PA3-1~29] 11 超伝導(Poster)

2015年9月14日(月) 09:30 〜 11:30 PA3 (イベントホール)

09:30 〜 11:30

[14a-PA3-6] 高温超伝導体Bi2212 THz発振素子の応用化に向けた開発

〇幸 良彦1、柏木 隆成1、中出 蔵馬1、北村 健郎1、渡辺 千春1、柴野 雄紀1、久保 裕之1、坂本 和輝1、桂川 拓也1、田中 大河1、小守 優貴1、湯浅 拓実1、山本 卓2、南 英俊1、門脇 和男1 (1.筑波大数理物質、2.Ulm University)

キーワード:ジョセフソン効果、高温超伝導体、テラヘルツ波

我々は高温超伝導体Bi2212を用いたTHz波発振素子を作製している。この素子の特徴としては、放出されるTHz波が、単色光でコヒーレント、且つ、連続波であることや、電圧に応じて幅広い周波数で発振すること等が挙げられる。そこで、この素子の応用化を進めるため、超伝導体である素子の冷却をHeフリーにして、試料断面像が複数撮影できる3D-CT測定系の構築を行った。当日はその詳細を報告する。