[14p-2G-1~13] CS1 3.5 レーザー装置・材料,3.14 光制御デバイス・光ファイバーのコードシェアセッション

△ [14p-2G-11] 新構造KTN平面光偏向器の高周波特性評価

〇辰己 詔子¹、佐々木 雄三¹、豊田 誠治¹、今井 欽之¹、小林 潤也¹、阪本 匡¹ (1.NTT　DIC)

キーワード：KTN、光偏向器

KTN（KTa_1-xNb_xO₃）結晶を用いた電気光学（EO）光偏向器により350kHzの高速動作が実現されている。しかし更なる高速動作には、消費電力増大に伴う発熱によりKTNの温度が上昇し、比誘電率が低下し偏向角が減少するという問題を抱えていた。このため、従来と比較し光路長当たりのKTN体積を削減し発熱量の削減を可能とする新構造KTN平面光偏向器を提案し、100kHz以上の高周波領域において平面型により偏向角高周波特性向上を達成した。