[14p-2G-1~13] CS1 3.5 レーザー装置・材料,3.14 光制御デバイス・光ファイバーのコードシェアセッション

[14p-2G-9] PP-MgSLTを用いたOPO+DFMによる高効率中赤外レーザー光源開発とCFRPのレーザー超音波探傷への応用

〇畑野 秀樹¹、竹川 俊二¹、渡邊 誠¹、北村 健二¹、山脇 寿¹、Richard Slater² (1.物質・材料研究機構、2.RS Photonics)

キーワード：光パラメトリック発振、イントラキャビティー差周波混合、周期分極反転MgSLT

炭素繊維強化プラスチック（CFRP）のレーザー超音波探傷における超音波励起に適した波長3.2μm近傍の中赤外光を、独自開発の高効率波長変換素子（PP-MｇSLT）を用いたイントラキャビティーOPO+DFMによるシグナル光のフォトンリサイクリングにより効率的に生成した。OPOのみの構成に比べ、アイドラ生成効率は1.3倍に向上し、ポンプ入力36mJに対して8.2mJのアイドラ出力（波長3.22μm）が得られた。