[14p-2K-1~17] 15.1 バルク結晶成長

[14p-2K-2] CeBr₃シンチレータ単結晶におけるLu置換効果

〇(M2)伊藤 友樹¹、横田 有為²、黒澤 俊介^1,2、鎌田 圭^2,3、Pejchal Jan^2,4、大橋 雄二¹、吉川 彰^1,2,3 (1.東北大金研、2.東北大NICHe、3.(株)C&A、4.チェコ物理研)

キーワード：マイクロ引き下げ法、シンチレータ、ハロゲン化物

ハロゲン化物単結晶は比較的狭いバンドギャップに起因する高い発光量と優れたエネルギー分解能を有する。CeBr₃結晶はγ線励起下で高い発光量に加え、短い蛍光寿命を合わせ持つことから高い時間分解能を必要とする放射線検出器への応用が期待されている。本研究ではCeBr₃の密度および有効原子番号の増大を目的としたLu置換効果を調査した。マイクロ引き下げ法により結晶を育成したLu5％およびLu10置換CeBr₃結晶の発光量はCeBr₃結晶に比べ減少した。