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[14p-2Q-15] CuTi内包カーボンナノチューブの一段階形成と内包金属の低温溶出によるナノ粒子形成
キーワード:アーク放電、カーボンナノチューブ、ナノ材料
私たちは、水素アーク放電法によりCu-Ti内包カーボンナノチューブ(Cu-Ti@CNT)を合成した。また、高真空下で200℃の熱処理を行うことでCNTに内包された内包物が溶出してくるという挙動を観察した。透過型電子顕微鏡(TEM)観察から、内包構造を有する多数のCNTを観察した。X線回折分析(XRD)からは、溶出合金はCu3Tiであることがわかった。X線光電子分光分析からは溶出合金の表面はTiO2で覆われており、コアシェル構造であることがわかった。