2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.4 アナログ応用および関連技術

[14p-4A-1~26] 11.4 アナログ応用および関連技術

2015年9月14日(月) 12:45 〜 20:00 4A (431-1)

座長:堺 健司(岡山大),宮戸 祐治(阪大),山下 太郎(NICT),浮辺 雅宏(産総研)

15:30 〜 15:45

[14p-4A-11] HTS-SQUIDと複数の検出コイルを用いた試料回転型磁気応答計測システムの開発

〇渡部 裕太1、サーリ モハマド マワルディ1、堺 健司1、紀和 利彦1、塚田 啓二1 (1.岡山大自然)

キーワード:HTS-SQUID、磁気緩和、磁化率計

様々な物質の評価には高感度の磁気センサが必要であり,以前までの研究で高感度な磁気センサであるHTS-SQUIDを用いた回転型磁化率計を開発し,ノイズ低減などの精度向上を行った.その後,磁気緩和測定を行ったが,測定の簡便化と定量的な測定を行うために,複数の検出コイルを用いたマルチ計測システムを開発した.その結果,複数コイルを用いて信号を取得でき,磁気緩和過程での定量測定や測定の簡便化が期待できる.