[15a-PB1-1~16] 9.2 ナノワイヤ・ナノ粒子

[15a-PB1-7] 電界紡糸法で作製したITOナノファイバの色素増感太陽電池への応用

〇郭 世栄¹、矢野 弘基¹、堀江 雄二¹、野見山 輝明¹ (1.鹿児島大院理工)

キーワード：ナノファイバ、電界紡糸法、色素増感太陽電池

我々は，電界紡糸法（エレクトロスピニング法）で作製したNbドープTiO₂（TNO）のナノファイバ（NFs）を色素増感太陽電池（DSC）のTiO₂多孔膜中に集電極として挿入することで，光励起キャリアの移動度が向上することを示した．本研究では，粒界での電子の移動障壁が小さいと期待されるSnドープIn₂O₃（ITO）のNFsを用いることでさらなる向上を目的とした．ITO-NFs膜を挿入した「挿入型」と挿入しない「普通型」を作製し，I-V測定等で比較を行った．