[15p-2A-1~22] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[15p-2A-8] [講演奨励賞受賞記念講演] FMO法を用いたアパタイト結晶表面とペプチドの相互作用解析

〇加藤 幸一郎¹、福澤 薫^2,4、望月 祐志^3,4 (1.みずほ情報総研、2.日大松戸歯、3.立教大理、4.東大生産研)

キーワード：フラグメント分子軌道法、ナノーバイオ技術、アパタイト

ハイドロキシアパタイト（HA）は骨・歯・細胞に対する高い親和性などから生体材料として盛んな研究が行われているが、原子レベルのシミュレーション研究は未だ多くは行われていない。そこで我々は、フラグメント分子軌道（FMO）法をHA系にも適用すべく研究を進め、HA-ペプチド複合系の大規模計算による相互作用解析に成功した。本講演では変異導入の影響や量子化学計算により可能となる電荷授受の効果などを報告する。