2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15p-2Q-1~17] 8.7 プラズマ現象・新応用・融合分野

2015年9月15日(火) 13:45 〜 18:15 2Q (231-1)

座長:竹内 希(東工大),明石 治朗(防衛大)

14:30 〜 14:45

[15p-2Q-4] プラズマ電気集塵におけるPM2.5の集塵特性解析

〇佐藤 陽介1、宇井 明生1、関 勇輔2 (1.東芝研開セ、2.東芝キヤリア)

キーワード:PM2.5、電気集塵、プラズマシミュレーション

大気中の微粒子PM2.5による人体への悪影響が懸念されている。東芝はプラズマ電気集塵方式を採用し、PM2.5の集塵性能基準(HD-128)に適合した家庭用エアコンを国内で唯一発売している。本研究では、集塵性能向上を目的として、プラズマシミュレーションを活用し、2つの重要な現象、微粒子の帯電と帯電粒子の捕集現象を解析した。その結果、帯電領域は針先10mm程度に広がり、粒径とともに帯電領域、帯電数が増加することを示した。