2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

[15p-4A-1~17] 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

2015年9月15日(火) 13:15 〜 17:45 4A (431-1)

座長:尾崎 壽紀(関西学院大),荻野 拓(東大)

16:30 〜 16:45

[15p-4A-13] 鉄系超伝導体(Sr1-xNax)Fe2As2のPIT線材作製と臨界電流特性

〇伊豫 彰1,2、篠原 伸晃1,2、常盤 和靖2,1、石田 茂之1、土屋 佳則1、石井 慧1,2、麻生 達也1,2、西尾 太一郎1,2、松崎 邦男1、竹下 直1、永崎 洋1、吉田 良行1 (1.産総研、2.東理大)

キーワード:鉄系超伝導体、鉄系超伝導線材、臨界電流密度

最近、本研究グループにおいて、Na置換系の鉄系超伝導物質(Sr1-xNax)Fe2As2に関して、広い組成x範囲で多結晶試料合成に成功し、この系が組成x = 0.55で最高36.5 Kの超伝導転移温度(Tc)を持つことを明らかにした。今回、Powder-in-tube(PIT)法により作製した(Sr1-xNax)Fe2As2超伝導テープ線材が、高い臨界電流密度特性を示したので報告する。