2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[16a-1E-1~11] 3.8 光計測技術・機器

2015年9月16日(水) 09:00 〜 12:00 1E (143)

座長:渡辺 一弘(創価大)

10:45 〜 11:00

[16a-1E-7] プラスチック光ファイバ中のモード間干渉を用いた温度センシング: 高温化における超高感度化

〇沼田 剛毅1、林 寧生1、田原 麻梨江1、水野 洋輔1、中村 健太郎1 (1.東工大精研)

キーワード:マルチモード干渉、光ファイバセンサ、プラスチック光ファイバ

全フッ素化加工された特殊なプラスチック光ファイバ(POF)中のモード間干渉に基づく温度センサを実装し、超広帯域光源を用いて特性評価を行った。その結果、温度感度が70 °Cに向かうにつれ急激に上昇することが分かった。コア径62.5 μmの全フッ素化POFを用いた際に、202 nm/°C/mの温度係数が得られた。この結果は先行研究でのシリカファイバの7000倍以上の値である。