[16a-2F-1~12] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

△ [16a-2F-12] 磁気光学効果を用いた自己保持型光スイッチ用薄膜磁石の検討

〇上野 智裕¹、庄司 雄哉^1,2、高村 陽太¹、中川 茂樹¹、水本 哲哉¹ (1.東工大院理工、2.東工大量子ナノ)

キーワード：光スイッチ

光クロスコネクト技術において光スイッチは中核的な役割を果たす。本研究では、導波路に磁気光学材料を用いて、超低消費電力な自己保持型光スイッチの実現を目指している。自己保持機能の実現に磁気記録材料(FeCoB)を用い、光の伝搬方向と垂直に導波路に磁界を印加できるように、磁性体の飛び石状配置を検討した。小型化した磁性体の磁化特性を測定し、40μm×10μm（膜厚：150nm）で飽和磁界の7割程度の残留磁界が得られた。