2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-2V-1~13] 8.6 プラズマライフサイエンス

2015年9月16日(水) 09:00 〜 12:15 2V (234-1(南側))

座長:白藤 立(大阪市立大)

11:30 〜 11:45

[16a-2V-11] Plasma-Activated-Medium(PAM)内酸窒化活性種生成機構

〇(M2)倉家 尚之1、田中 宏昌1、石川 健治1、中村 香江2、梶山 広明2、吉川 史隆2、近藤 隆3、水野 正明2、竹田 圭吾1、近藤 博基1、関根 誠1、堀 勝1 (1.名大院工、2.名大医、3.富山大)

キーワード:がん、非平衡大気圧プラズマ

近年プラズマのがん治療応用が注目され、プラズマ照射した培養液Plasma Activated Medium (PAM)が正常細胞に影響を与えず、がん細胞のみ殺傷する選択毒性等がん治療に有用な特性の報告がある。液中に生成した酸窒化活性種 (RNOS) である過酸化水素のその特性への寄与について前回報告した。今回はその生成機構について、前駆体の短寿命・OHラジカルに着目し解析したので報告する。