2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-2W-1~13] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2015年9月16日(水) 09:00 〜 12:30 2W (234-2(北側))

座長:瓜谷 章(名大)

11:00 〜 11:15

[16a-2W-8] 光共鳴イオン化法を用いた放射性セシウム137の分析

〇(PC)大石 乾詞1、坂本 哲夫1 (1.工学院大工)

キーワード:放射性セシウム、共鳴レーザーイオン化質量分析、飛行時間型二次イオン分析

高分解能TOF-SIMS分析による放射性核種の微小領域分析・イメージングは大変有意義である。しかし、放射性セシウムの分析では、バリウム同位体の質量干渉により困難である。本件研究では、共鳴レーザーイオン化法(Resonant Laser SNMS)を用い分析・イメージングを行うべく装置開発を行なっている。本発表では、高分解能TOF-SIMSイメージング装置と共鳴レーザーイオン化法を用いた安定同位体と汚染地域の杉焼却灰の分析例を報告する。