[16p-1E-1~15] 3.8 光計測技術・機器

[16p-1E-11] IBr分子のA及びX状態の高精度ポテンシャル関数の解析

〇三河 寛太¹、行谷 時男¹、西宮 信夫¹、小林 慎治¹、勝山 優¹、鈴木 正夫¹ (1.東京工芸大学)

キーワード：二原子分子、レーザ分光

IBr、ICl、I₂分子は近赤外線領域にA-X遷移の吸収スペクトルを多数持つ。吸収線に高精度の波長が決定されている場合、ハロゲン化ヨウ素分子のA-X遷移を解析することで分子を用いた周波数標準スペクトルを確立することが可能となる。そのため高分解能レーザを用いた緻密な観測が必要となる。また、スペクトルの特性を知見するため高精度のポテンシャル関数を導出する必要がある。