2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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[13p-B7-1~12] ナノ界面現象と評価技術の現状と課題

2016年9月13日(火) 13:15 〜 18:15 B7 (展示ホール内)

梶井 博武(阪大)、三浦 康弘(桐蔭横浜大)、小林 隆史(大阪府立大)、宇佐美 清章(大阪産大)

16:00 〜 16:30

[13p-B7-7] 高感度紫外光電子分光による有機半導体のバルク・界面電子構造評価

石井 久夫1,2,3、金城 拓海2、佐藤 友哉2 (1.千葉大先進、2.千葉大融合、3.千葉大MCRC)

キーワード:有機半導体、電子構造、高感度光電子分光

有機エレクトロニクスの特性を理解するには、HOMOなどのフロンティア軌道に加えて、トラップ準位、ギャップ内準位などの微弱な準位の様子も解明する必要がある。我々は、極端に迷光を抑制した波長可変単色光源を用いることで、ppmオーダーの微弱な準位の観測を可能とする高感度光電子分光、高感度光電子収量分光装置を開発した。この装置を用いて、有機半導体のバルク・薄膜・界面の電子構造を実測した例を紹介する。