[13p-P5-1~64] 17 ナノカーボン（ポスター）

[13p-P5-8] 熱CVD法とプラズマ支援CSCDF法により合成した窒素含有カーボンナノチューブの構造解析と有機溶媒分散性評価

〇小櫻 直人¹、青木 楓¹、重廣 大介¹、渡邊 敏行¹ (1.農工大院工)

キーワード：窒素含有カーボンナノチューブ、分散性

本講演では、熱化学気相成長(T-CVD)法で作製した窒素含有カーボンナノチューブ(N-CNTs)と、新規合成法として窒素超臨界流体中でのグラファイト電極間のプラズマ放電で合成(PE-CSCFD法)したN-CNTsとの構造解析、溶媒に対する分散性評価を行う。生成物のX線電子分光測定を行った所、窒素導入量はPE-CSCFD法ではC/N比で19atm.%であるのに対し、T-CVD法では4.7atm.%であり、窒素導入量に違いがあった。また、PE-CSCFD法で合成したN-CNTsは、2-propanolに対して長時間分散状態を保つことを発見した。