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[13p-P9-37] ハロゲン化銅とHATNA-Me6からなるd-π複合体を用いた太陽電池の作製
キーワード:配位高分子、有機薄膜太陽電池
本研究室では電子輸送材として使われているHexaazatriphenylene(HAT)誘導体とホール輸送能を持つハロゲン化銅からなる新規d-π複合体の合成を行ってきた。この複合体の薄膜は可視領域に幅広い吸収を持ち、臭化銅(Ⅰ)の混合比率を変えることにより、伝導度や誘電率が制御出来ることを見出した。今回は臭化銅(Ⅰ)とHATNA-Me6からなる [CumBrm(HATNA-Me6)]nの薄膜を活性層に用いた太陽電池素子への応用を試みた。