[14a-A41-1~11] 12.5 有機太陽電池

△ [14a-A41-6] 時間分解発光および光電流測定を用いた鉛ハライドペロブスカイト太陽電池ヘテロ界面におけるキャリア注入機構の研究

〇(M2)半田 岳人¹、Tex David M.¹、嶋崎 愛¹、若宮 淳志¹、金光 義彦¹ (1.京大化研)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、キャリア注入機構、時間分解発光測定

時間分解PLと光電流測定を用いて、CH₃NH₃PbI₃太陽電池中のヘテロ界面におけるキャリア注入機構を評価した。光電流測定の励起強度依存性から、100 nJ cm^-2以上の強励起下ではEQEが減少することがわかった。積分PL強度と光電流値の比較から、EQEの減少はヘテロ接合界面におけるキャリア注入効率の低下に起因することが明らかとなった。講演では、キャリア注入効率低下の要因や発光損失を解明し、高いキャリア注入効率が得られる条件を議論する。