2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[14a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月14日(水) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

宇野 重康(立命館大)、岩田 達哉(豊橋技科大)

12:00 〜 12:15

[14a-B8-12] カーボンナノチューブ電極を用いた新規吸着ボルタンメトリーによるドーパミンの高感度検出

牛山 拓也1、岸本 茂1、大野 雄高1,2 (1.名大工、2.名大未来研)

キーワード:カーボンナノチューブ、電気化学センサ、ドーパミン

神経伝達物質は微量かつ局所的な作用によって脳内細胞間の情報伝達を担っており、濃度を知ることは重要な意味を持つ。神経疾患の効果的な治療・病理解明に向けて、簡易で迅速な検出手法として電気化学センサが注目されている。今回は、カーボンナノチューブ(CNT)の優れた電気化学特性と、CNT表面へカテコールが吸着することを利用して、神経伝達物質のひとつであるドーパミン(DA)の検出を高感度に行う手法を提案する。