2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[14p-A37-1~17] 6.4 薄膜新材料

2016年9月14日(水) 13:15 〜 17:45 A37 (306-307)

鈴木 基史(京大)、岩田 展幸(日大)

15:45 〜 16:00

[14p-A37-10] スピネル型Mg, Ti酸窒化物エピタキシャル薄膜の合成と物性評価

藤原 聡士1、高橋 純平1、廣瀬 靖1,2、重松 圭2、中尾 祥一郎2、長谷川 哲也1,2 (1.東大院理、2.KAST)

キーワード:酸窒化物、スピネル型構造、パルスレーザー堆積法

スピネル型酸化物MgTi2O4​はカチオン置換による電気輸送特性の変化が報告されている一方、アニオン置換の効果については報告例がない。O2−の一部をN3−で置換した酸窒化物では、Tiイオンの価数変化と電気伝導を担うTiO6八面体骨格への異種イオン導入により既知の酸化物とは異なる電気輸送特性の発現が期待される。本研究ではスピネル型構造を持つMg, Ti酸窒化物エピタキシャル薄膜を合成し、光学特性および電気輸送特性を評価したので報告する。