[14p-A41-1~9] フォトニクス分科会シンポジウム「フォトニクスの未来を担う研究者」

[14p-A41-1] ナノ物質中電子系の光誘起協力現象とフォトサーマル・フルイディクス

〇飯田 琢也¹、床波 志保² (1.大阪府大院理、2.大阪府大院工)

キーワード：生体光物理、ナノフォトニクス、流体力学

従来のナノサイエンス、ナノテクノロジーにおいて大敵であった「揺らぎ」や「熱」を積極利用する逆転の発想に立ち、ナノ物質の光による動的過程制御の可能性を追求してきた。本講演では、特に、金属ナノ粒子集合体の動的過程と輻射寿命を光誘起力で同時制御できる可能性を示した理論研究、および光誘起対流によるナノ・マイクロ構造の集合化制御の原理開拓と、バイオ応用に関する最近の成果について紹介する。