2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[14p-B11-1~13] 12.4 有機EL・トランジスタ

2016年9月14日(水) 13:15 〜 17:00 B11 (展示ホール内)

間中 孝彰(東工大)、内藤 裕義(大阪府大)

16:45 〜 17:00

[14p-B11-13] 大気中水分子による有機デバイスの動作不安定性:電極/有機半導体界面に起因するメカニズム

野内 亮1 (1.大阪府立大N2RC)

キーワード:電荷注入障壁、界面双極子、バイアスストレス

有機トランジスタの動作は一般に大気不安定で、大気中水分子がゲート絶縁膜/有機半導体層界面に到達し、特性変化(バイアスストレス、ヒステリシス)を引き起こすことが知られている。本講演では、ソース・ドレイン電極表面への大気中水分子の拡散と、ドレイン電圧印加により形成される電場に応じた双極子の配向により、結果的に電荷注入障壁が変調されるという、電極/有機半導体層界面起因のメカニズムについて報告する。