[14p-C32-1~14] 3.6 超高速・高強度レーザー

[14p-C32-3] アト秒多原子分子ダイナミクスのポンプ・プローブ計測のためのフラグメント分解運動量画像法の開発

〇沖野 友哉^1,2、鍋川 康夫¹、緑川 克美¹ (1.理研光量子、2.JSTさきがけ)

キーワード：アト秒、電荷マイグレーション、運動量画像法

高強度アト秒パルスを用いたポンプ・プローブ計測により多原子分子内の電荷マイグレーション過程の実時間観測を実現するためにフラグメント分解運動量画像計測法の開発を行った。二次元検出器からの蛍光強度を、光強度変調素子を用いて時間変調することによって、フラグメントイオンの検出器への到達時間の復元を行った。これにより、複数のフラグメントイオン種の運動量画像を同時観測することが可能となった。