2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[14p-C42-1~21] 3.4 生体・医用光学

2016年9月14日(水) 13:15 〜 19:00 C42 (日航4階白鵬)

西舘 泉(農工大)、藤田 克昌(阪大)

14:15 〜 14:30

[14p-C42-5] T1強調撮像のための磁石回転型Field cycle MRIの開発

〇(PC)小林 竜馬1、飯倉 淳2、大久保 雄二3、梶原 秀則2、内海 英雄4 (1.九大レドックスナビ、2.富士電機、3.メイコー、4.ReMI)

キーワード:MRI、磁気共鳴

磁気共鳴分光法であるNMRを応用したMRIは医学臨床で有用である。MRIはH1を画像化するが、T1緩和の違いを強調して撮像すると、より多くの情報を引き出せる。T1強調画像は通常、パルスシーケンスのTRを変えて撮像する。しかしTRは画像のSNRに直接関係するため、変動幅に限界があった。他に主磁場強度を撮像中に変更するField cycle法が過去に提唱されたが、実用化までは至っていない。そこで今回我々は磁石回転型という新規field cycle MRIを開発した。