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[14p-D63-17] 【11.超伝導 分科内招待講演】スウェージ加工により作製したPIT MgB2線材の組織と臨界電流特性
キーワード:超伝導線材、MgB2
MgB2線材の作製法としてはパウダー・イン・チューブ(PIT)法が最も一般的であるが、線材の加工方法によって組織が影響を受け、これによって臨界電流特性も変化すると考えられる。我々は、これまで溝ロール加工とダイス線引きを組み合わせてPIT線材の加工を行ってきたが、最近スウェージング加工のみによって線材加工を行うとファイバー状のMgB2が得られるとともにMgB2コアの充填率が向上し、臨界電流特性も上昇することが判った。