2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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[14p-P1-1~9] 3.1 光学基礎・光学新領域

2016年9月14日(水) 13:30 〜 15:30 P1 (展示ホール)

13:30 〜 15:30

[14p-P1-3] FDTD-Q法による分子振動緩和ダイナミクスの数値解析

宮脇 昌俊1、岡 寿樹2 (1.新潟大自然研、2.新潟大超域)

キーワード:FDTD-Q法、コヒーレント制御、位相緩和

コヒーレント制御は、光を用いて物質量子状態を直接制御する技術である。この制御の解析法の一つにFDTD-Q法を用いた分子ダイナミクス解析があるが、緩和の効果が取り込まれていない欠点がある。また一般的に緩和過程の解析には計算コストがかかる。そこで本研究では、FDTD-Q 法を緩和過程を取り扱える解析法へと拡張したので報告する。Pump-dump 法によるコヒーレント制御を例に本解析法の有用性を示す。