2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15a-B8-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2016年9月15日(木) 09:00 〜 12:15 B8 (展示ホール内)

柳瀬 雄輝(広島大)、宮本 浩一郎(東北大)

09:30 〜 09:45

[15a-B8-3] 炭素鎖長の短い疎水基のリン脂質リポソームを用いたカンチレバーバイオセンサのAβタンパク質の検出感度向上の検討

村上 祐樹1、谷口 智哉1、張 子洋1、寒川 雅之2、山下 馨1、野田 実1 (1.京工繊大、2.新潟大)

キーワード:カンチレバーバイオセンサ、リポソーム、アミロイドβ

アルツハイマー病(AD)の発症原因としてAβタンパク質が脳神経細胞膜に蓄積することで発症するという説が現在も有力である。我々はAβを検出するセンサとして、SAMで修飾したカンチレバー表面にリポソームをバイオセンシング分子として固定化したAβ検出用カンチレバーバイオセンサを開発している。今回我々は同センサの検出感度を高めるため、疎水基の炭素鎖長の異なるリン脂質を使用することで検出感度の向上を検討した。