[15p-A25-1~17] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[15p-A25-14] 多価イオン照射による多層カーボンナノチューブの構造変化

〇西田 尚史¹、徳井 太央貴¹、佐々木 康二¹、宮本 貴裕¹、櫻井 誠¹、出野 文哉²、山下 拳太郎²、加藤 雅基²、寺澤 倫孝²、本多 信一² (1.神戸大理、2.兵庫県立大工)

キーワード：多価イオン、カーボンナノチューブ

多価イオンは、原子から2個以上の電子を取り除いたイオンで大きなポテンシャルエネルギーを持つ。1個の多価イオンが物質表面に近づくと多数の原子がスパッタされるとともに、ナノメートルスケールで構造が変化する。本研究では、兵庫県立大学が作製した多層カーボンナノチューブに対してAr多価イオンを照射し、その照射前後をTEMやラマン分光法などを用いて構造評価を行った。