[15p-B7-1~18] 8.6 プラズマライフサイエンス

△ [15p-B7-7] 酸素ラジカル処理された滅菌水中の微生物不活性化効果

〇小林 剛士¹、呉 準席¹、橋爪 博司²、太田 貴之¹、石川 健治²、掘 勝²、伊藤 昌文¹ (1.名城大理工、2.名大)

キーワード：プラズマ、大腸菌

我々は、電気的に中性な酸素ラジカルのみを供給する大気圧酸素ラジカル源を用いて、気相中の微生物の不活性化を行い、基底状態の酸素原子が不活性化に大きく寄与していることを明らかにした。本研究では大腸菌(Escherichia. coli)を対象として、様々な溶液に照射した際の酸素ラジカルによる殺菌機構を明らかにすることを目的としている。本検討では、滅菌水 (pH 6.8)中に酸素ラジカルを照射した際の不活性化への寄与について検証した。