[15p-D61-1~14] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[15p-D61-13] サブミリ波分光に向けた超伝導多ビット自己相関器の研究

〇(M2)小箱 紗希¹、山梨 裕希¹、吉川 信行¹ (1.横国大院工)

キーワード：超伝導、分光器、自己相関

電波天文学においてサブミリ波を用いた解析が行われており、受信機から解析用回路まで超伝導素子を用いる解析システムが研究されている。単一磁束量子回路を用いて解析用回路を構成することで、消費電力の低減が見込まれ、また解析用回路を数十GHzで高速動作させることが可能になり、ミリ波・サブミリ波の解析速度の向上に応用できると考えられている。
本研究ではリアルタイムでのサブミリ波の解析に向けて、解析用回路の中でも自己相関型分光器に用いられる自己相関器の多ビット化についての設計及び評価を行った。