[19p-H135-1~7] テラヘルツ・赤外領域強電磁場による極限非線形現象の光科学と応用展望

[19p-H135-3] BIBO結晶を用いた超広帯域赤外OPCPA光源の開発とアト秒・サブサイクル分光への展開

〇板谷 治郎¹ (1.東大物性研)

キーワード：超高速分光、アト秒科学、サブサイクル分光

BIBO結晶を用いた超広帯域光パラメトリック増幅に基づく、電場波形制御されたサブTW級赤外光発生と高強度中赤外光発生について報告する。前者により、炭素K吸収端をカバーする孤立アト秒軟X線パルスが得られており、炭素系物質の吸収分光が可能となっている。後者では、中赤外の光電場波形に対して可視数サイクル光を用いたEOサンプリングが実現しており、強光子場科学へ固体への展開が期待されている。