[19p-P1-1~74] 10 スピントロニクス・マグネティクス（ポスター）

[19p-P1-25] 診断と治療を目指した磁気ナノ微粒子の開発

〇一柳 優子¹、石川 智也¹、山崎 貴大¹、森本 翔大¹、兵藤 公美典¹、酒井 元大¹ (1.横国大院工)

キーワード：磁性体、ナノ微粒子、医療応用

がん細胞選択性を持った磁気ナノ微粒子を開発し、乳がん細胞に対して磁気ハイパーサーミア効果を確認した。同じ微粒子を用いて、MRIの造影剤としての可能性を検討し、その効果と粒子サイズ、組成などの関係を明らかにした。さらにCTイメージを測定したところ、明瞭なコントラストを観察し、初めて３ｄ遷移金属でも造影機能を持つことが示された。将来はセラノスティスを目指した機能性材料として期待できる。