2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

合同セッションK » 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

[19p-P12-1~27] 21.1 合同セッションK ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス

2016年3月19日(土) 16:00 〜 18:00 P12 (屋内運動場)

16:00 〜 18:00

[19p-P12-6] MOCVD法によるZnMgO:N/ZnOシングルヘテロ接合を採用したUV-LED

柳瀬 将吾1、錦織 大和1、藤田 恭久1 (1.島根大院総理)

キーワード:ZnO、MOCVD、LED

酸化亜鉛は安価で高い発光効率を示すことから,LEDへの応用が期待されている.近年MBEやPLD法などによりZnOを母体とした LED(ZnO-LED)の作製が行われているが量産性に適したMOCVD法による報告例はほとんどない.本研究では,ZnO-LEDの各層の条件を最適化し,窒素濃度(1.7×1018cm-3)で成長したZn0.93Mg0.07O:N/ZnOシングルヘテロ構造を用いて世界で初めてMOCVD法によりZnOのバンド端のEL発光を確認した.今回はZnMgO:N層及びZnO層の詳細について報告する。