2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19p-S322-1~14] 1.5 計測技術・計測標準

2016年3月19日(土) 13:45 〜 17:30 S322 (南3号館)

野中 秀彦(産総研)、徳留 弘優(TOTO)

17:00 〜 17:15

[19p-S322-13] 2連回転電場を用いた新方式質量分析器の開発

堀田 昌直1、野島 雅2、胡桃 聡3、鈴木 薫3、足立 達哉4、草梛 高志4、盛谷 浩右5 (1.(同)オフィスタンデム、2.東京理科大学総研、3.日本大学理工、4.(株)アンペール、5.兵庫県立大学工研)

キーワード:質量分析器、回転電場

2個の回転電場を同軸上に配置した構造を持つ、全く新しい方式の質量分析器である。回転電場の周期を目的質量イオンの回転電場通過時間と一致させることで、所望質量イオンのみが、その質量の大きさに拘わらず、分析器出口から中心軸を通る1本のビームとして出射するように制御することで、連続的な質量分離が可能となる。本分析器は両手で持てるほど小型でありながら、極めて広いマスレンジを持つことが特徴である。