2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[20p-H103-1~21] 6.2 カーボン系薄膜

2016年3月20日(日) 13:15 〜 19:00 H103 (本館)

青野 祐美(防衛大)、中村 挙子(産総研)、澤邊 厚仁(青学大)

18:45 〜 19:00

[20p-H103-21] ポリマー状炭素粉末の水吸着特性

久保 暢也1、荒川 悟1、サラユット トゥンミー1、周 小龍1、小松 啓志1、齋藤 秀俊1 (1.長岡技科大)

キーワード:ポリマー状炭素膜、水吸着、粉末

アモルファス水素化炭素膜は、化学吸着が支配的となりアルコールを付着する。一方で活性炭粉末は水分子を物理吸着し、カーボンナノチューブは水分子を化学吸着する。このように炭素材料中の物質状態・形態の変化により吸着挙動が変化することが知られている。また活性炭粉末は1.45 g/gの水を吸着するという報告がある。今回はDLC膜よりも低密度なポリマー状炭素膜を粉末化し、ポリマー状炭素粉末への水吸着挙動の調査を試みた。