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[20p-H135-14] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ周波数可変発振器を用いた分光分析実験
キーワード:テラヘルツ分光分析、共鳴トンネルダイオード、電圧制御発振器
共鳴トンネルダイオード(RTD)は小型で室温連続動作が可能なTHz光源で、これまでに1.92 THzの高周波発振を達成しており、高い周波数までカバー可能である。また、容量可変のバラクタダイオードを集積したRTD発振器(RTD VCO)によって320GHzの広い周波数掃引も達成している。今回、420-970GHzの周波数をカバーするRTD VCOによって700GHz付近に特徴的な吸収帯を持つアロプリノールの分光分析を行ったので報告する。