[20p-H135-1~16] 3.9 テラヘルツ全般

[20p-H135-7] モアレ型メタ表面に モアレ型メタ表面に 基づく 基づく 螺旋位相板 の数値的検討

〇大野 誠吾¹、石原 照也¹ (1.東北大院理)

キーワード：THz メタマテリアル

モアレ効果を用いたメタ表面について、透過位相分布を調べると螺旋位相板の働きをしうることが分かった。金属円板配列を２つずらして重ねることで、重なり具合によるモアレが発生する。その時のTHz透過スペクトルの空間分布を電磁界シミュレーションにより求めた。それによると位相の空間分布に１次、２次の位相特異点が生じる。このモアレ型メタ表面はその特異点近傍においてそれぞれの次数に対する螺旋位相板として機能しうる。