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[20p-W631-7] 理論化学、計算化学に基づいた有機デバイス材料開発
キーワード:有機EL、熱活性型遅延蛍光、理論化学
有機EL素子は電界発光を利用して電気を光に変換する素子であり、発光材料や電荷輸送材料に有機材料を用いるのが特徴である。本講演では、理論化学、計算化学を有機EL素子の次世代発光材料として注目されている熱活性型遅延蛍光(TADF)材料の開発に応用した事例を紹介する。さらに、Marcus理論とMonte Carlo法を用いて非晶質材料の電荷輸送過程を解析した研究について述べる。