2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 計算材料科学の新潮流 -有機分子・バイオエレクトロニクスを中心に-

[20p-W631-1~8] 計算材料科学の新潮流 -有機分子・バイオエレクトロニクスを中心に-

2016年3月20日(日) 13:45 〜 17:30 W631 (西6号館)

解良 聡(分子研)、下位 幸弘(産総研)、旭 良司(豊田中研)

17:00 〜 17:30

[20p-W631-8] 第一原理的な”デバイス機能”の理論予測とその材料設計への応用~非平衡輸送特性を中心に~

浅井 美博1 (1.産総研 CD-FMat)

キーワード:計算シミュレーション、材料インフォマテイクス、非平衡伝導

合金等の熱力学的安定性等に限定すれば第一原理計算の予見性は既に充分に高い。材料インフォマテイクス研究にその片鱗が垣間見える。予見が容易でない材料特性も残るが、理論の進歩によりこの状況は変わりつつある。その一例が電気伝導、熱伝導などの非平衡輸送特性である。本講演では非平衡輸送特性に関わるデバイス機能の直接理論予測とそれを活用した材料設計に関して、その現状と展望を基礎理論から応用展開まで含めて俯瞰する。