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△ [21a-H135-11] 光配向パターニングしたコレステリック液晶を用いた反射型偏向素子
キーワード:コレステリック液晶、位相制御、光配向
コレステリック液晶は自発的に螺旋構造を形成し周期的な誘電率分布を持つため,螺旋のねじれの向きに対応した円偏光をある波長域で選択的に反射する.コレステリック液晶からの反射は鏡面反射(ブラッグ反射)であるが,我々は反射光の位相が螺旋構造の空間位相によって0-2πの間で変化することを見出した.本研究ではこの現象を利用し,光配向パターニングにより螺旋構造の空間的な位相分布をデザインして反射型偏向素子を作製した.